より競馬の本質を知るためにも、以前から「週末の重賞1レースをより深く分析したい」という欲望を持っておりましたので、年も明けたことですしチャレンジしてみようかと。
ただ、不景気な時代に贅沢言っちゃいかんですが、とにかく仕事が忙しく平日に自分の時間がなかなか取れない状況であるので、どれだけ続けられるか甚だ不安ではありますが・・・。
【過去傾向分析】

過去6年のレースラップをそれぞれ分析し、今年のメンバー構成でどの年に近い流れとなるかを想定するための雛形にすることにしよう。

'08年:外枠のダイワマックワン・ミリオンウェーブ、これに内枠のメジロガストンと逃げ馬が揃い熾烈なハナ争いに。最初のコーナーまでの直線が長く広いコースにしては珍しい前傾ラップとなった。これだけのハイペースになると直線長い京都外回りだけに差し馬有利の流れ。その中で先行して3着に粘りこんだマヤノベンケイはこの時点で相当な底力を示したと言える。

'07年:前走の7F戦でも逃げていたエイシンイッキが大逃げを打つも、番手以降は意に介せずスローの上がり勝負となった。アドマイヤオーラ・ダイワスカーレットを始めとする決め手勝負に持ち込みたい先行馬の鞍上の思惑が嵌った流れ。

'06年:逃げ馬不在。ゴウゴウキリシマがハナに立つと、小頭数でもあり流れが落ち着いた。持続力勝負に持ち込む先行馬もおらず、また、とりわけ決め手のある馬も不在では前残りも自明の理。

'05年:前走も逃げたシルクネスサスがハナを主張すると他馬は控えて隊列はすんなり決まった。テン・中盤ともそれほど速くない割に差し・追込が決まったのは、例年になく時計が掛かり(前々日の古馬1000万下8F:1.35.5/(標準)1.34.6)外差し馬場であったことに尽きる。

'04年:各馬とも行く気を見せず、ジワっとユタカJ@グレイトジャーニーがハナに立つとテン・中盤とも緩んだ流れに。馬場も良く上がりの速い競馬になり後ろの馬にはノーチャンスの展開。

'03年:各馬とも行く気を見せず、ラブイズラッシュがスピードの違いでハナに立つと隊列はすんなり決まりテンは淡々とした流れ。中盤は多頭数で先行馬も多く集まったこともあり古馬1000万下クラス並に締まり、差し馬にも不満の無い展開。上がりの速い京都芝で流れに乗れてある程度の位置を取れたかどうかが、結果的に勝ち馬と2着馬の序列となった。
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