ラップタイム・馬キャラ・馬体・血統から激走馬の正体を暴きます。
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このレースは少頭数になると流れがやや緩む。

今年は11頭立ての少頭数。メンバーを勘案した展開まで考えてみても、どうしても逃げたいシルポートが絶好枠からハナを主張すると隊列はすんなり決まり、すぐに来る1角で流れは落ち着き、テンは速くならない。すなわち、例年通りの少頭数の流れになるはずだ。

よって、過去傾向は少頭数でやや緩んだ流れとなった'11・'08・'07・'06年をクローズアップして見ていくことにしよう。(少頭数のレースではあったが、生粋の逃げ馬不在でテンが猛烈に緩んだ'09年は除外。)

この4年に限定した前走距離別成績を見ると、距離延長組が他(前走同距離・距離短縮)の組を圧倒。すなわち、よりスピードを問われる競馬になると考えて間違いない。実際に、人気よりも走った馬を列挙してみてもマイル実績に事欠かない。
・'11年 2着キャプテントゥーレ
・'08年 1着カンパニー 3着エイシンドーバー
・'07年 1着ローエングリン 2着エアシェイディ 3着ダンスインザモア
・'06年 1着バランスオブゲーム

「スピード&切れよりも底力」中山記念はこれだ。



【軸馬候補】
(2)リアルインパクト
3歳時に制した安田記念は、ハイラップを前で流れに乗り押し切ったもので、スピード&底力ともに非常に優秀。今回求められる素養を十分に持っている。休み明けではあるが、3週に渡ってハードな併せ馬を消化してきている通り、陣営は調教代わりの叩き台とは思っていない。柔らかい走りをする馬で中距離の方に適正がある馬と見立てており、距離延長はむしろプラスのはず。前走の阪神Cは直線で終始前が壁になりスペースがなくノーカウントの一戦で、逆にこれで人気を下げており妙味十分。積極的に狙って行きたい。


【相手候補】
(3)フェデラリスト
スピードの面で物足りないが、走りが柔らかくコーナーリングで捲れるのはアドバンテージだし、目下の充実振り。買っておくべき馬。

(9)フィフスペトル
マイルCS2着が示すまでもなくマイル実績があるし、道悪も苦にしない。ただ、調教過程からは明らかに目標を先に見据えた仕上げ。相手候補まで。


【抑え候補】
(1)シルポート
今回はすんなりハナを切れそうで展開利を享受できるが、走りが硬いのでコーナー4回のコースは合わない。抑えまで。


【軽視】
(5)レッドデイヴィス
硬い走りの為、コーナーリングは苦手な印象で、コーナー4回のコースは合わない。そんな馬が2番人気に押されているなら軽視して妙味を追いたい。

(11)トゥザグローリー
マイル実績に乏しくスピード負けするし、外枠だと前に壁が作れず掛かる馬。そんな馬がドバイ壮行レースか何か知らないが断然の人気を背負うなら、積極的に軽視して妙味を追う。


【消し】
(7)ダイワファルコン
頭の高い走りなのでコーナーリングで捲る形が取りづらく、小回りコースでは向正面から位置を押し上げる形。条件戦ならそれでも良かったが、さすがにこのメンバーに入ると息が持たない。

(8)エーブチェアマン
マイル実績に乏しくスピード負けするし、過去、白富士S組は相手強化で力負けするのがパターン。

(10)ナリタクリスタル
マイル実績に乏しくスピード負けしそうだし、休み明けから仕上げてくるテキでもない。ここを使って新装中京競馬あたりに目標がありそうな感。


'12中山記念



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例年、前付けできて内ピッタリを回れる馬が結果を残しているように、開幕週で内有利の馬場を享受できる枠&脚質が良い。
更に、ダート馬が再三穴を開けるようにキレよりもスピード・底力・持続力と言った要素を求められ、一見小回り向きにも思える馬が走ってくるのも特徴的。'11年3着テイエムオオタカ、'10年1着コスモセンサー、'09年3着ミッキーパンプキンなんてのは好例だ。



【軸馬候補】
(2)オリービン
折り合いに難のある馬ではあるが、抑えこむ競馬になる小牧Jよりは前付けできそうなC.デムーロJへの乗り替わりは、鞍上強化と見て間違いない。追い切りでも加速ラップを踏めているように集中力もあるし、賞金的にもここで結果を出したいだけに本気度も十分。枠も良いところを引けたし、積極的に狙ってみたい。

(5)チャンピオンヤマト
ハナを奪えそうなメンバー構成で、この鞍上なら他は競りかけてこず、馬場&展開のアドバンテージは計り知れない。間は開いたがじっくり乗り込まれており、状態面に問題もなさそう。



【相手候補】
(8)ローレルブレット
前走のきさらぎ賞では緩い流れの中、キレ負けしたが、一貫した流れが見込める今回はこの馬の底力&持続力を活かせる舞台。賞金的にもクラシックに乗るにはここで結果を残すことが求められ、追い切りを見る限り本気度を感じる。内の良い馬場を取れるかは半信半疑の枠&先行力ではあるが、積極的に狙ってみたい。

【抑え候補】
(1)ワイドバッハ
このレースのキーワードである、ダート実績・内枠・先行力を全てクリアしており、拾っておいて損はない。

(9)ダローネガ
前走の朝日杯FSは、中山マイルの大外枠でしかも出遅れ。それでも0.6秒差と格好をつけたあたり、やはり力がある。ただ、クラシックへの賞金を確保しているし、目標は先なので、休み明けのここで目一杯仕上げてくる必要はない。より本気度の高い馬の方を狙いたいので、妙味を加味して抑えまで。

【消し】
(3)アルキメデス
前走、特に推進した訳でもないのに行きたがった素振りを見せていたので、今回は抑えて後方からの競馬になりそう。開幕週では買いづらいレース運び。

(12)ヴェアデイロス
力の要る馬場は苦手でパワーが無い。初の急坂を苦にする可能性がある。

(13)ジャスタウェイ
開幕週で大外枠は距離損大きい上に、当日は時計の掛かる馬場となってしまったので、伸びやかな走りをするこの馬の良さは活きない馬場。


ラップを一見すると中盤にあたる4・5Fが大きく緩み、上がりだけの競馬にも思われるが、そこは東京コースでの重賞で実は底力も相応に問われるというのが私の見立て。その理由は、上がり3Fのラップが11.5秒以下が3つ並んだ年はなく、最後の1Fは平坦なので大きく掛かることはないにせよ、それなりに時計を要している。すなわち、緩んでいるように見える中盤4・5Fは、実は3歳牝馬なりに流れているのであり、そこから長く良い脚を使うことを求められる東京コースらしい底力&持続力それに、水準以上の瞬発力が測られる。

過去好走馬の前走成績を見ていこう。まず捻りなく直結してくるのが、同様に直線長いコースで2歳牝馬路線で最も厳しいレースとなる阪神JF。ここで好走してくる馬であれば底力・持続力・瞬発力どの要素も今回のレースに相関してくるのは当然の理。

次に目に付くのが、中山マイルとの相関関係。前走位置取り・着順 ⇛ クイーンC着順 として、列記。
'11年デルマドゥルガー ジュニアカップ(8-7-4)1着 ⇛ 3着
'10年アプリコットフィズ フェアリーS(3-6-3)2着 ⇛ 1着
'10年テイラーバートン フェアリーS(8-9-7)3着 ⇛ 3着
'09年ディアジーナ 菜の花賞(2-2-2)1着 ⇛ 1着
'07年イクスキューズ 菜の花賞(5-6-2)3着 ⇛ 1着
'07年カタマチボタン ひいらぎ賞(4-3-3)1着 ⇛ 2着
'06年コイウタ 菜の花賞(5-6-4)1着 ⇛ 1着
'06年アサヒライジング 菜の花賞(2-2-2) ⇛ 2着
最も特徴的なのは、中山マイルの3角から位置を押し上げ長く脚を使っている馬たちは、東京コースの長い直線でも持続力を発揮し直結してくるということ。小回り中山8Fは基本的に道中緩むことはない上に、更に勝負どころで早めに動くという底力の裏付けが、次走のクイーンCでも発揮されると言い換えてもいいだろう。これでけ厳しいレースで結果を残せるなら、今回昇級戦であっても格負けすることは無い。

最後に例年の傾向として、外目の枠が有利であることが挙げられる。開催後半に行われる重賞だけあって、内の馬場はだいぶ痛みが出てきており、その影響で5枠から外枠の馬に良績が目立つ。ただ1点気をつけておかないといけないのは、昨年'11年から1週前倒しの開催となったこと。しかも'11年は稍重馬場で、当日のこのレースの前までで内が徐々に荒れてきたことが考えられ、1週前倒しの影響がどのくらいあったのかは不明。良馬場決戦となりそうな今年は、前倒しの影響を見極めるために、芝の状態をギリギリまで観察する必要があるだろう。


次に展開予想。逃げにこだわる馬はおらず、テンは落ち着く。テンから推進されている馬もいないので、中盤も例年並。こうなると瞬発力勝負には分が悪いモエレフルールが早めに動き出し、持続力を活かした競馬を仕掛けてくるはずで、ここからレースの流れが大きく変わる。やや早目の動き出しから長く良い脚を使うことが求められ、一瞬の脚だけで間に合わせてくるのは難しく、底力の裏付けも必要。
ただ、俯瞰してみると水準以上の瞬発力が必要なコース・流れであることは間違いなく、最低限の瞬発力を持ち合わせないタイプは当然圏外。



【軸馬候補】
(6)モエレフルール
前に位置取れるスピード、そこから長く脚を使える持続力が武器。今回は展開の鍵を握っている立場で、自身のペースでスパートを切れる。時計の掛かりだした今の馬場への適性も高く、中心視できる。

(8)オメガハートランド
前走のフェアリーS(中山8F)は、不利な外枠で距離ロスが大きかった上に、得意とは言えない小回りコースでキレを活かしづらかった。東京変わりは大きく条件好転で、妙味ある。前々走の500万勝ち(東京7F)は、前傾ラップを差し切り底力の裏付けもあり、積極的に狙ってみたい。

【ヒモ候補】
(10)ミッドサマーフェア
前走の未勝利勝ちの内容は底力&持続力を認められ時計も評価できるし、長く脚を使えるので東京変わりもプラス。ただ、未勝利脱出に数戦を要したように決め手に勝るタイプではなく、瞬発力を問われる今回は勝ち切れない可能性が高い。

(12)イチオクノホシ
速い流れを底力で差し込んでくるタイプで、緩い流れで瞬間的に脚を使うのは得意ではない。今回想定している流れでは周り以上に最後に速い脚を使う必要があるが、そこまでの瞬発力は持ち合わせていない。勝ち切れない公算高く、人気を考えると軸馬にはしたくない。

【内の馬場の状態がよく、切れ味が活かせるような拾うかも】
(2)カフヴァール
(3)エクセラントカーヴ

【消し】
(1)ハイリリー
前走の内容を見るかぎり、重賞を戦えるだけの裏付けはまだ無い。

(9)ヴィルシーナ
柔らかい走りをするスタミナタイプで、コーナー数の多い長距離戦がベストの印象。ディープ産駒ということで人気はなっているが、エンジンの掛かりが遅く瞬発力もそれほどないので、ここではキレ負け必至。軽視して妙味を追いたい。

(13)プレノタート
ヨーロピアンタイプで今回はキレ負けしそう。


例年、同じような流れになる舞台。今回は超混戦模様で人気の組が後方からの競馬になりそうなので、前残りを期待した馬券構成としてみたい。

3角の坂の手前では必ず抑えこんで置く必要があるので、向正面の長い直線部は急かすことなくじっくり乗られる。3角坂の下りから終いまで上がり4Fの持続力を求められ、一瞬だけの脚では誤魔化し切れない。この道中はしっかり折り合って、長く良い脚を使うラップ構成こそが、後のダービーに直結してくるレースである理由。

臨戦態勢は前走10F組が特注で、(4,3,3,13/23)単率:17.4% 複率:43.5%。好走馬のほとんどが、先行or捲りで底力&持続力を活かした競馬をしてきた馬。前哨戦からは、今回求められる上がり4Fの持続力に相関する素養を見出したい。
ただ今回のメンバーを見ると、ラジオNIKKEI賞組不在を始め、例年になく前走10F組が少ない。必然的に9F・8F戦からもスタミナ面に問題ないかの精査が必要となり、高い予想力を求められることを認識しておきたい。

逃げ馬不在。テンが緩み、中盤4F・5Fも例年通り緩んで、前有利は明らか。これに、前日馬場を見ると力の要る馬場となっており、パワーも必要となる。



×(1)スノードン
スタミナ面での不安はなく、発馬さえまともに出れば面白い存在。前走の京成杯(中山10F)は不得手の小回りコースながら、4角13番手からよく差し込んできており、力を見せた。大トビで広いコースをノビノビ走らせた方が良さが活きる馬なので、京都外回り変わりはプラス。人気はないので、積極的に買ってみたい。

消(2)レッドアーヴィング
テンションの高い馬で、前走は気性面で大敗したことを勘案すると、今回は抑えこんで後方からの競馬。内枠で捌くのにも苦労しそうで、力の要る馬場得意とは言え、手が出ない。

×(3)マデイラ
新馬戦勝ち(京都8F内)は、内有利の馬場の中、外を回して勝ち切る強い内容。前走の東スポ杯は気性の幼さを見せてしまったが、この経験を活かして集中してくるようなら面白い存在。人気もないことだし、拾っておきたい。

▲(4)ヒストリカル
前走の福寿草特別(京都10F)は、内有利の馬場を向正面から外を回して位置を押し上げ0.2秒差まで差し込んだ。持続力を評価できる内容で、着差以上に強い内容。デビュー来、10Fを使われているようにスタミナ面で心配することはないが、頂けないのが出遅れ癖。今回は緩い流れが想定されるので、これが致命傷になりかねず、頭では狙いづらい。

○(5)プレミアムブルー
前走のシンザン記念(京都8F)は、前傾ラップを番手から粘り込んだ底力を評価できる。ややスピードに偏重した戦績となってはいるが、デビュー2戦目の黄菊賞では9Fでも結果を残しているし、制御も利くのでスタミナ面をそれほど心配する必要はない。ゲートも安定しており先手を取れるので展開の享受も見込める。ただ、綺麗なトビをする馬なので力の要る今の馬場をこなせるかが鍵になってくる。

×(6)アルキメデス
まだキャラの確定には至っていないが、川田J鞍上で前で立ち回ってくるようだと無視はできない。前走の京都2歳Sは、終始外を回らされる距離ロスがありながら、よく差し込んできており、着差以上に強い内容。

◎(7)ローレルブレット
短いところを使われてはいるが、押して押しての追走のズブいタイプで、距離延長は追走が楽になる分、プラス。前々走の千両賞(阪神8F)は、中盤かなり速く、その割に上がりも纏めた好ラップ&好時計。差し有利の展開を、3角から外を回り位置を押し上げ差し切った底力&持続力は優秀。いかにもヨーロピアンタイプで、今の重い馬場への適性も高そうで、中心視できる。

△(8)ジャスタウェイ
瞬発力が目を見張る馬ではあるが、新馬戦で見せた大トビのフォームから繰り出す長く脚を使う芯のある末脚が真骨頂。前走の東スポ杯は、得意とは言えない道悪馬場でも格好をつけたあたり力があり、積極的に買ってみたい。

▽(9)ワールドエース
前走の若駒Sでテンに行きたがる素振りを見せたことを勘案すると、この鞍上なら抑えこんで後方からの競馬になる目算。展開を考えると間に合わない可能性もあり、馬券的にはこの馬より前の組で勝負をかけたい。

消(10)マジカルツアー
スローの新馬戦を逃げきっただけの馬を、他にも買いたい馬が多数いる中では手が回らない。このタイプに来られたら事故と割り切る。

×(11)マイネルアトラクト
デビュー来8Fしか使われておらず、スタミナ面での不安は残るが、先行力・パワーは魅力。人気もないことだし、拾っておきたい。

消(12)キングクリチャン
単純に能力的に劣る。

▽(13)ベールドインパクト
前走の未勝利勝ち(阪神9F)での3角からの大捲りは圧巻で、持続力は相当なものを持っている。ただ、これは発馬で大きく遅れるので大味な戦法に出ざるを得ないもので、今回の緩い流れで相手強化の一戦ではロスが大きい。人気になっていることを勘案すると、抑えの抑えまで。



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