ラップタイム・馬キャラ・馬体・血統から激走馬の正体を暴きます。
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道悪・混戦のG3。
それほど熱くなる必要も無いレースで、なぜか過去最高クラスの長文エントリw
【過去傾向分析】
中山牝馬S

※中山9Fは、500万下と1000万下との壁は大きく中盤に現れるので底力を求められるコースであることは間違いない。ただ、1000万下と準OPのクラスの壁は、意外にもテンの速さに現れる。これは1角までの距離が短いので先行争いが激化することに起因し、上級クラスのスピード能力により成せる技と言える。
※1~2コーナーでの攻防でレースの流れが決まる。(逃げ・先行馬が内枠を引いた場合はすんなり行けるが、外枠だと厳しくなる。)

'08:<高速(-0.2)>36.2-36.4-35.8=1.48.4/スピード&折り合い・瞬発力
中盤やや緩み、逃げ・番手が位置取りによるアドバンテージを得られると同時に、小回りコースでは珍しく極限の瞬発力を活かせる(<直線短い分、持続力は求められない)流れに。絶対の逃げ馬と目されていたシェルズレイが行く気を見せず、スピードの違いでイクスキューズがハナに立つとヤマニンメルベイユも折り合い、先行争いが激化することはなくそれほどテンが速くなることは無かった。
①ヤマニンメルベイユ(-0.1/2-2-2-2)…番手に位置取り、緩んだ中盤で折り合い無駄に脚を使わず、スローからのロングスパート戦に持ち込み持続力を活かしきった。
②マイネカンナ(0.1/12-12-13-14)…大トビで器用さがない分、3~4角で位置を押し上げることができないが、中盤緩んだことにより脚を溜めることができ軽量も活かして4角14番手から極限の瞬発力で外を強襲してきた。
③キストゥヘヴン(0.3/6-8-10-9)…小柄な馬にこの斤量は重かったようで、伸びずバテずの内容。今年も同斤で過大な期待は禁物。
⑦ダンスオールナイト(0.5/14-14-14-13)…後方で脚を溜め内をついてこの結果は、現時点での瞬発力不足を露呈。
⑪アルコセニョーラ(0.8/10-11-11-11)

'07:<低速(+2.4)>37.0-36.0-37.2=1.50.2/底力
ヤマニンメルベイユがハナを主張したことにより隊列はすんなり決まりテンは落ち着いたが、番手に控えたキープクワイエットはマイル戦でもハナに立てるようなスピードに勝ったタイプで、終始掛かり気味にヤマニンを突いた。これにより、馬場の割に中盤が猛烈に締まり、底力を問われる流れに。

'06:<高速(-0.4)>35.9-36.7-35.2=1.47.8/持続力・瞬発力
生粋の逃げ馬が不在の中、後藤@メイショウオスカルが注文を付けハナに立つと、他馬は折り合い隊列が落ち着いた。この後、メイショウががっちり手綱を絞りペースを落としたことにより中盤がかなり緩んだ流れとなり馬群が凝縮する形となった。勝ち馬のヤマニンシュクルは3角から大外を一気に捲くり上げ持続力を遺憾なく発揮し、2着のディアデラノビアは4角12番手から持ち前の瞬発力を活かした。逃げ・先行勢は道中を緩めすぎたばかりに3角→4角で一気に捲くられる厳しい展開となってしまい、総崩れに。

'05:<高速(-0.3)>37.7-36.8-35.2=1.49.7/先行勢の展開利・持続力
初芝となった逃げ馬オルレアンがハナに立ったが芝向きのスピードはなく、番手に控えた勝春@ウイングレットもがっちり抑えたことにより、中山9Fとは思えないテン・中盤とも猛烈に緩んだ流れとなった。人気どころのレクレドール・ヘヴンリーロマンスは後方ままで前を捉える動きを見せなかったので、淡々とした流れで馬群は4角を回る形となり後ろの馬には厳しい展開に。勝ったウイングレットは前残りの展開利、2着メイショウオスカルは唯一、外を捲くっていったのが功を奏した(<人気薄だっただけに、この馬の挙動に各馬が反応せず、自身が捲くられることが無かったのが良かった)。3着チアフルスマイルはこの流れであれば外を回れば届かないので、人気薄なこともあり思い切って最内を差し込んできた。

'04:<高速(-0.1)>35.2-35.3-35.6=1.46.1/底力
逃げ馬が揃った中、最軽量のトーセンリリーが何が何でもの構えを見せハナを切る格好。逃げに固執する所は見せなかった先行勢ではあるが、元来スピードのある馬ばかりなので、これを抑えて前に出たトーセンは明らかにオーバーペースで、テン・中盤とも猛烈に速くなった。さすがにこの流れでは前の組には厳しい展開で、後方で脚を溜めた人気薄の差し・追込勢が上位を独占した。これだけの前傾ラップでありながら上がりも纏めたハイレベルレースとなった。

※過去5年の展開の傾向を見ると、小回り中山9Fという底力レースの代名詞とも言えそうなコースで施行されている割に、ペースは千差万別。逃げ馬の数・枠・スピード、掛かり気味に前に行くタイプの有無をきっちり抑え慎重に展開を予想する必要がありそうで、コースなりのペースの決め付けは危険かも。


【前哨戦分析】
<9F戦>
'08-10-19 府中牝馬S(東京9F・良)
<高速(-0.8)>34.8-36.7-34.0=1.45.5/瞬発力・スピード&折り合い
テン速く中盤大きく緩んだ流れで、逃げ・番手と追込の嵌る展開。東京9Fの特徴であるクラスが上がるほど中盤が締まってくる傾向にはそぐわず、瞬発力を求められる流れとなった。
⑤キストゥヘヴン(0.4/5-5-5)…さすがにここではキレ負けしたが、速いテンでも好位で流れに乗れるスピードは示した。
⑥ヤマニンエマイユ(0.5/3-3-3)…キストゥヘヴンと同じく、さすがにここではキレ負けしたが、速いテンでも好位で流れに乗れるスピードは示した。
⑧アルコセニョーラ(0.5/12-14-12)…後方で脚を溜め決め手を活かせる流れにありながらこの結果は、上位の馬との決定的な瞬発力の差と言えそう。
⑫ダンスオールナイト(0.9/16-15-15)
⑬マイネカンナ(0.9/9-8-7)
⑭ヤマニンメルベイユ(1.0/3-3-3)
⑰テンイムホウ(1.4/17-18-18)

'08-9-21 ローズS(阪神9F・重)
<低速(+1.4)>34.4-36.7-36.2=1.47.3/底力
阪神9Fでは特異とも言えそうな、テンが猛烈に速く中盤もそこそこの前傾ラップ。これだけ速くなると逃げ・先行馬はもちろんのこと、中団で流れに乗れた組も中距離ではスピードに勝ったタイプとなるようで、次走の秋華賞でそれらの馬は距離延長に泣かされた印象すら受ける。その論理で言えば、逆に流れに乗り切れず大外を回って2着に差し込んできたムードインディゴが秋華賞でも2着に突っ込めてきたのは道理にも思える。
⑥トールポピー(0.7/11-11)…実績からするとここで底力負けする馬ではない。14kg増で緩く明らかにトライアルの造りで、状態面に敗因を求められそう。道悪も良くなかったか。

'08-8-17 クイーンS(札幌9F・良)
<高速(-0.3)>36.2-36.4-35.5=1.48.1/持続力
内枠に入ったヤマニンメルベイユが好スタートからスッとハナに立つと絡んでくる馬も特におらず、テンが落ち着いたと言うよりむしろ緩んだ。中盤もやや緩んだ割に上がりの掛かり過ぎた印象を受ける。向正面→3角に当たる5F→6Fで0.6秒ラップが速くなってから上がり4Fの持続力を求められる流れとなった。
①ヤマニンメルベイユ(-0.3/1-1-1-1)…好スタートから開幕週の芝を何のロスも無くマイペースで回ってきたとはいえ、向正面からロングスパート戦に自ら持ち込み、2着以下を完封した持続力は優秀。

'08-4-26 福島牝馬S(福島9F・良)
<高速(-0.3)>35.6-35.8-35.7=1.47.1/底力&持続力
唯一の逃げ馬ショウナンタレントが注文を付けハナに立つと、隊列はすんなり定まりテンが緩んだが、中盤は人気のヤマニンメルベイユ・ザレマが前に圧をかけた為かなり締まった。中盤がこれだけ締まった割に上がりも纏めた好ラップと言え、底力&持続力を求められる流れ。
①マイネカンナ(-0.0/8-6-6-7)…好位で流れに乗り3角で外を回り長く脚を使って差しきった持続力&底力は優秀。
③ザレマ(0.1/5-5-4-3)…先団で流れに乗り、向正面から3角にかけて早めに動き0.1秒差の持続力&底力は優秀で、負けて強しの内容。
④ヤマニンメルベイユ(0.1/2-2-2-2)…56kgを背負いながら4角2番手から早めに先頭に立ったところを捲くられる厳しい競馬となったが、それでも粘りこんで見せた底力&持続力は上位3頭とも遜色無い内容。
⑨テンイムホウ(0.6/9-9-9-7)
⑩ダンスオールナイト(0.8/10-10-10-12)…広いコース向き。
⑬アルコセニョーラ(0.9/10-10-10-9)…状態がよくなりつつある段階。


<10F戦>
'08-12-20 愛知杯(中京10F・良)
<高速(-0.5)>34.1-49.1-36.0/瞬発力
中盤緩み馬群が固まり、4角2桁番手の馬が2~6着を独占するほど瞬発力を活かせる流れとなった。
⑥レッドアゲート(0.2/13-13-11-10)…後方で脚を溜め4角10番手から最内をロス無く回ってきたにしてはそれほど伸びず。切れる脚を持っている馬では無い。
⑪ダンスオールナイト(0.9/7-8-10-10)…包まれて失速。揉まれ弱い面が出たよう。
⑬キャッチータイトル(1.0/12-11-11-13)

'08-8-31 新潟記念(新潟10F・良)
<高速(-0.6)>35.7-47.5-34.3/折り合い・持続力・瞬発力
テン緩んだ分、中盤がやや締まった流れ。平坦で600mを超える長い直線があれば4角2桁番手でも決め手があれば十分間に合うコースで、道中どれだけ無駄な脚を使わず脚を溜めれることができるかが鍵で、折り合いと瞬発力を求められる。
①アルコセニョーラ(-0.3/14-12)…本質的には瞬発力型ではない同馬が差しきれたのは、道中無駄な動きを一切せず脚を溜めるだけ溜めれた折り合いのすばらしさと、ゴールまで鈍ることの無かった持続力の成せる技。
⑰キャッチータイトル(2.5/7-7)

'08-4-27 フローラS(東京10F・良)
<高速(-1.5)>36.1-49.3-35.1/スピード&折り合い・瞬発力
中盤緩んだ流れで高速馬場だけに後方からの馬や外を回らされた馬には厳しい展開。
①レッドアゲート(-0.2/5-4-3)…好位から徐々に位置を押し上げ差しきった。瞬発力に長けたタイプではないので、その分、早めに動いて持続力を活かしきった好騎乗。末の脚を残せた折り合いの良さも評価できる。
②カレイジャスミン(0.2/1-1-1)…ハナを切れたことで力まず折り合うことができ、終いの脚を残すことができた。展開に恵まれた。


<その他>
'08-12-14 豊明特別・1000万下(中京9F・良)
<低速(+0.5)>34.9-37.1-36.0/スピード・捲りの決まるコースでの展開利
テンかなり速く中盤緩んだが、テンの速さは強烈で上がりも掛かった流れ。
②ブラボーデイジー(0.1/3-3-3-3)…猛烈に速いテンで前に行けるスピードと、捲りの決まる中京コースでこの展開になりながら粘りこんだ底力は評価できる。

'08-12-7 ターコイズS(中山8F・良)
<標準>35.6-24.3-34.8/折り合い・先行勢の展開利
テン・中盤とも緩んだ流れで、後ろの馬と外を回った馬にはお手上げの展開。
①ザレマ(-0.0/1-1-1)…マイペースでまんまと逃げ切った。折り合いを評価できる。
②カレイジャスミン(0.0/2-3-3)…先団での折り合いを評価。52kgも良かった。
⑤キャッチータイトル(0.4/5-5-5)…本質的にはマイルは忙しいが、流れが落ち着き先団に位置取れ、折り合える強みで脚を残せた。
⑦ハチマンダイボサツ(0.5/13-11-11)…絶好馬場でのスローペースを、外を回り4角11番手から差し込んできた瞬発力は評価できる。
⑪ヤマニンエマイユ(0.4/5-7-7)
⑮マイネカンナ(1.0/16-13-13)


【展開予想】
前日馬場傾向:古馬1000万下(10F)2.04.9/2.01.9(標準)、使われて時計が掛かるのではなく道悪で時計が掛かっているだけなので、内の芝の状況は良い。切れ味タイプの馬が良さを殺され、パワー型の馬の持続力・底力が活きそうな馬場。
生粋の逃げ馬は不在でザレマ・カイレジャスミン・ヤマニンメルベイユの兼ね合いが鍵となるが、やり合うことはおそらく無く、前走同様、カレイがスッとハナを切りそう。この馬は折り合えるタイプなのでテンがオーバーペースになることは考えなくて良い。中盤は先行勢の数もそれなりにおり、道悪馬場を勘案して早めに動いてきそうなので締まってくる。アタマに狙えるタイプは、好位で流れに乗れ底力&持続力に長けた馬が最も安定感ある。次いで、後方からでも速い流れを底力で浮上してくるパワー型も差し・追込にも複勝圏内なら十分可能性ある。


【見解】
◎(4)ハチマンダイボサツ
前々走のターコイズSでの不利な条件の重なる中を差し込んできた瞬発力は光るものを感じる。今回エビショーに手が戻れば捲り一閃でアタマまで考えられそうだし、近走の成績からは人気になりづらそうでどの馬よりも妙味がある。

○(1)ザレマ
昨年の福島牝馬Sで見せたスピード・持続力・底力は同じ小回りコースのここでは直結するパフォーマンス。アンカツ乗り替わりで妙味は薄れるが、安定感はグッと上がってトレードオフ。

△(2)マイネカンナ
昨年の福島牝馬Sでの持続力&底力があれば、当然ここでも主役を張れる。ただ状態面が万全とは言えないようで。

△(5)ブラボーデイジー
1000万下のレースではあるが、3走前の逆境を撥ね退ける競馬ぶりなら妙味・実力とも買う価値は十分。

△(8)キストゥヘヴン
昨年同レースでカンカン負けした印象を受ける斤量に今年も。この点で強くは押せず。

△(9)カレイジャスミン
ハナ切れそうな今回は距離延長でやや忙しい印象を受けるマイルよりは、折り合える強みがあるのでじっくり脚を溜めれそう。

△(10)アルコセニョーラ
いかにもパワー型の差し馬。安定感は無いが十分圏内。

△(11)ヤマニンメルベイユ
実績十分も骨折明けと明け7歳。妙味は薄く、押さえまで。

△(15)レッドアゲート
フローラSでの早めに動き押し切った持続力をもってすればここでもやれる。もう少し内の枠に入れば軸まで考えたが、この枠では。。

消(6)リビアーモ
前走のスローペースで外を回りながら、唯一差し込んできた瞬発力は秀逸もの。ただ、このシーンだけで人気に祭り上げられるのは間違いなさそうで、道悪残る今の馬場なら飛んで不思議は無い。自分のスタンスなら100回やっても100回消すパターンで、これでこられても全く悔いなし。

消(16)トールポピー
距離損大きい最悪の大外枠。しかも今回初斤となる56.5kgで半信半疑なら、人気になるのは確実だけに消して妙味を追いたい。


【買い目】
090315中山11R





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コメント
この記事へのコメント
中山牝馬S
すごく緻密な予想ですね。。という私は消しのリビアーモで自信の本命なのですが。。
2009/03/14(土) 22:59 | URL | チープマネー #-[ 編集]
>チープマネーさん
ブログ拝見しました。確率重視の予想のようで、であれば◎リビアーモも頷けます。
私は期待値至上主義なもので、スタンスの違いですねw
2009/03/15(日) 03:05 | URL | ジャイロ #-[ 編集]
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