ラップタイム・馬キャラ・馬体・血統から激走馬の正体を暴きます。
今年の皐月賞は昨年のようなスローで残念な競馬になることはなさそうで、予想しがいのあるレース。
【過去傾向分析】
古馬戦に比べてテンが速くなるのが1つの特徴。そして、例外的に'08年・'05年と中盤が緩んだが、基本的には中盤締まった底力を問われる流れとなるのがもうひとつの特徴。
今年は底力上位のロジユニヴァースが最内枠に入って好位で競馬をすることは必至なので、緩んだ流れは想定する必要はなさそう。


【前哨戦分析】
'09-3-28 毎日杯 G3(阪神9F・良)
<標準>35.8-37.7-34.5=1.48.0/1.47.3 瞬発力・折り合い
テンやや速いが中盤が大きく緩んだ流れで、逃げ・番手が位置取りによるアドバンテージを得られると同時に、追い込みの嵌る流れ。
②ゴールデンチケット(0.1/3-2)…速いテンをスッと先団に位置取ったスピードと、道中脚を溜めた折り合いは評価できる。

'09-3-22 スプリングS G2(中山9F・良)
<低速(+0.8)>36.6-39.0-35.2=1.50.8/1.49.2 瞬発力・折り合い
テン速いが中盤猛烈に緩んだ流れ。中山コースでは珍しく瞬発力を問われる流れ。
①アンライバルド(-0.1/7-8-8-7)…大外を回り4角7番手から突き抜けた瞬発力は優秀。
③フィフスペトル(0.1/12-12-11-10)…大外を回り4角10番手から差し込んできた瞬発力は優秀。
⑦リクエストソング(0.5/7-5-4-7)…スローで掛かりっぱなし。それにしては、それほど負けていない。
⑭メイショウドンタク(1.2/6-5-7-9)…【不】
⑯イグゼキュティヴ(1.3/7-8-8-3)…ノメる。

'09-3-21 若葉S OP(阪神10F・良)
<低速(+1.4)>36.4-49.8-35.9=2.02.1/2.02.8 底力・持続力
テン速く中盤もそこそこの前傾ラップ。
①ベストメンバー(-0.0/11-11-9-6)…中団から位置を押し上げ差し切った底力&持続力は優秀。
②トライアンフマーチ(0.0/6-5-4-3)…先団で流れに乗ったスピード、位置を押し上げ差し込んだ底力&持続力は優秀。

'09-3-8 弥生賞 G2(中山10F・稍重)
<低速(+1.2)>35.9-51.8-35.8=2.03.5/2.02.4 スピード&折り合い・先行馬の展開利。
テン速いが中盤かなり緩んだ流れ。上がりが掛かったのは勝ち馬が手綱を抑えたこともありそう。
①ロジユニヴァース(-0.4/1-1-1-1)…スッとハナに立ったスピードと、緩んだ中盤でも掛かることのない折り合いは、いかにもセンスの良さが光る。
②ミッキーペトラ(0.4/2-2-2-2)…番手からかなり流れが向いた。
③モエレエキスパート(0.5/4-3-4-6)…好位で流れに乗れたスピードは評価できる。道悪も良かったよう。
⑥アーリーロブスト(0.7/6-7-6-7)…道悪良くないかも。
⑧セイウンワンダー(0.9/4-5-5-3)

'09-2-15 きさらぎ賞 G3(京都9F・良)
<低速(+0.9)>36.4-37.5-35.0=1.48.9/1.48.6 折り合い・瞬発力
中盤緩んだ割に上がりがそれほど速くならなかったのは、勝ち馬が最後流した影響か。
①リーチザクラウン(0.6/1-1)…スッとハナに立つスピードと、緩んだ中盤で脚を溜めた折り合いは評価できる。
②リクエストソング(0.6/9-8)…4角9番手から差し込んできた瞬発力はそれなりに評価できる。
④ベストメンバー(0.9/5-4)

'09-2-8 共同通信杯 G3(東京9F・良)
<低速(+0.8)>35.6-36.8-34.9=1.47.3/1.48.6 瞬発力&持続力・底力
テン速く中盤も例年に比べればそこそこ流れた中、上がりも纏めた好ラップで、好時計。
⑤シェーンヴァルト(0.8/12-11-10)…『遅』4角10番手から差し込んできた底力はまずまず評価できる。この流れでも掛かり気味の追走で距離伸びるのはどうか。

'09-1-18 京成杯 G3(中山10F・良)
<低速(+0.7)>36.2-51.0-35.5=2.02.7/2.02.6 スピード&折り合い・瞬発力
テン速く中盤大きく緩んだ中弛みラップで、逃げ・番手と追込に向く流れ。勝ちタイムは馬場差を勘案すると昨年のマイネルチャールズを上回る。
①アーリーロブスト(-0.0/2-2-2-2)…先団で流れに乗り差しきったスピード&折り合いを評価できる。流れが向いたのも事実。
②ナカヤマフェスタ(0.0/7-5-6-6)…中団でやや折り合いを欠く場面を見せながら4角6番手から差し込んできた瞬発力は評価できる。この流れでは中途半端な位置取りで展開が向かなかったにしてはよく伸びている。

'09-1-11 シンザン記念 G3(京都8F・良)
<低速(+0.9)>35.1-24.3-35.9=1.35.3/1.35.5 底力・スピード
テン速く中盤そこそこの前傾ラップ。特筆すべきは、4角→直線200mのラップが0.9秒上がっている点。道中締まった流れの中、この部分で急激なギアチェンジが必要でかなり過酷な資質を求められる展開。
①アントニオバローズ(-0.0/3-3)…出遅れながら二の脚で速いテンを前に行けるスピード、締まった流れでしかも出遅れた分余計に脚を使った中での底力&瞬発力は秀逸の内容。距離延びてスピードがありすぎる点がどうかという面はあるが、この時点で超一流マイラーであることを証明した。
⑩モエレエキスパート(1.7/5-4)…流れに乗り4角で外を回り抜け出すかと思ったが、4角→直線200mのラップが0.9秒上がった部分で置かれてズルズル後退し、瞬発力不足を露呈した格好となった。血統的にも重厚な感じがするので、小回り中距離の消耗戦で見直してみたい感。

'08-12-27 ラジオNIKKEI杯2歳S G3(阪神10F・良)
<低速(+1.1)>35.9-48.3-37.5=2.01.7/2.02.5 底力・スピード
テン速く中盤かなり締まった前傾ラップ。あまりにも前傾化したため、前後どちらの組も最後は脚が上がり、結局前半の位置取りがモノを言った格好でテンのスピードが明暗を分けた。
①ロジユニヴァース(-0.7/2-2-2-2)…この速い流れを番手に位置取れるスピードは評価できるし、4角2番手から突き放した底力は相当。
②リーチザクラウン(0.7/1-1-1-1)…ハナを切れるスピードは評価できる。
⑤イグゼキュティヴ(1.1/6-6-3-2)…流れに乗り、向正面から位置を押し上げる勝ちに行く競馬も、あまりの前傾ラップで最後はズブズブに。それでもそれなりに粘りこんで底力を見せた。

'08-12-21 朝日杯FS G1(中山8F・良)
<低速(+0.7)>34.3-24.5-36.3=1.35.1/1.35.1 瞬発力・差し馬の展開利。
テンが猛烈に速い分、中盤やや緩んだが、テンの速さが相当でかつ例年より時計の掛かる馬場状態であったため外からでも差しが決まる展開。尚、3~4角に当たる6F→7Fで0.9秒速くなっており、ここでの位置取りにより瞬発力&小回り向きの器用さが測られたことも覚えておきたい。すなわち、ここで置かれるような馬は広いコースの長い直線で長く脚を使う場面に向く可能性がある。時計は例年に比べ平凡。
①セイウンワンダー(-0.0/7-9-9)…4角9番手から差し切った瞬発力は評価できる。
②フィフスペトル(0.0/7-8-8)…中団で流れに乗り、4角8番手から外を回り差し込んだ底力は優秀。
⑦シェーンヴァルト(0.7/11-13-12)…器用さのある馬では無いので、内で行き場を無くし厳しい競馬に。

'08-10-4 札幌2歳S G2(札幌9F・良)
<低速(+0.8)>36.0-36.3-36.8=1.49.1/1.50.6 底力・持続力
テン速く中盤は更に猛烈に締まった割に上がりの掛かり過ぎない好ラップ。馬場差を勘案して過去の勝ちタイムと比較すると、'05アドマイヤムーン、'04ストーミーカフェにも負けない好時計で、かなりのハイレベルレースであったと言える。
①ロジユニヴァース(-0.2/7-7-6-5)…中団から外を回って差し切った底力&持続力は秀逸。
②イグゼキュティヴ(0.2/2-2-2-1)…速い流れを番手に行けるスピードは評価できるし、早め先頭から粘りこみロジユニヴァースから0.2秒差の底力は秀逸の内容。
③モエレエキスパート(0.4/2-4-5-4)…前に行けるスピードと4角4番手から外を回り粘りこんだ底力&持続力は優秀。


【展開予想】
玉砕的な逃げを打ちそうなサトノロマネに、スピード馬リーチザクラウン&アントニオバローズ。最内枠を引いたロジユニヴァースもある程度の位置を取りに行かざるを得ずで、流れは速くなりそう。あまりにも前傾化するようなら差し・追込馬の出番もありそうな面子で、紛れも十分考えられる。


【見解】
◎(9)イグゼキュティヴ
前走は道悪合わなかったということにして度外視すれば、攻めもまずまず動いているし、何より伝説の札幌2歳Sではロジより強気な競馬で僅差ならオッズほど力差は無い。むしろ、不当とも思える低評価で、妙味はかなりある。

○(4)トライアンフマーチ
前走の若葉Sは逆流の流れを良く粘っており、中山向きのスピード&底力は十分で馬券圏内には来れる力ある。その割には、戦跡があまりに地味なせいか全然人気なく妙味感じる。

▲(1)ロジユニヴァース
底力は相当なものがあるも、今回は最内枠である程度出していかざるを得ず、急流に飲み込まれる可能性も五分五分でアタマ鉄板まではいかない。ただ、逆流になってもこの馬の底力&センスの良さは秀逸で、3連複2頭軸の軸2頭目にはこの上なく重宝できそう。

△(2)リクエストソング
底力の裏づけは足りないが、前走掛かりっぱなしだった流れから今回の厳しい流れ変わりはプラスに働く可能性ある。人気もないことだし、ここはこなせる方にベットしたい。

△(6)ベストメンバー
前崩れの流れになれば3着内の可能性はかなり高そう。ただ、意外に人気しており妙味を勘案するとそれほど積極的にも買いにいけない。

△(7)ナカヤマフェスタ
△(13)モエレエキスパート
△(14)アントニオバローズ

×(15)セイウンワンダー
×(16)アンライバルド
アンライバルドはこれまで温い流れしか経験したことなく、今回、急流に戸惑い吹っ飛ぶ可能性ビンビンの危険な人気馬。抑えの抑えくらいで十分だろう。

消(12)フィフスペトル
前走のスプリングSはスローで流れた分、距離をこなした格好となったが、今回は流れが速くなるし2度の坂超えで、距離不安のこの馬にはマイナス材料。

消(17)シェーンヴァルト
器用さ無く、東京向き。

▽(18)リーチザクラウン
前走は折り合いついたが、元来、掛かる気性だけに落ち着き無ければ不安が残る。初輸送で馬体重&パドック要注意で、それからジャッジしたい。


【買い目】
090419中山11R的








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