ラップタイム・馬キャラ・馬体・血統から激走馬の正体を暴きます。
PAT残金が心配でしたが、土曜においしい馬券が取れ資金が確保できたので、今週もフルスイングで行くで~^^


【過去傾向分析】
菊花賞


1.レースの流れ
'05年こそ4F~6Fが大きく緩んだ流れとなったが、他の年は総じてこの辺りではそれほど緩まず、2周目の1角から3角の坂の頂上までの位置で一息入れる。'05年はディープインパクトという時代を代表する強烈な追込が存在したため、各馬に末の脚を温存しておきたいとの思惑が働き例外的に緩んだ可能性がある。
'05年を除いた年は非常に分かりやすい傾向があり、それは、3角の坂の下りから一気にペースアップを図り持続力勝負に持ち込む馬がいること。以下に列記。
 
 ・年度:馬名@騎手/位置取り/11F→12Fラップ差(坂の下りでのペースアップ度)
 ・'08年:オウケンブルースリ@内田/12-12-10-2/0.9秒
 ・'07年:アサクサキングス@四位/5-5-5-2/0.6秒
 ・'06年:メイショウサムソン@石橋/4-4-4-2/1.1秒
 ・'04年:デルタブルース@岩田/5-5-4-2/1.2秒
 ・'03年:ザッツザプレンティ@安藤勝/8-9-3-1/1.1秒

2.穴パターン
<穴パターン①>
春のクラシックロードでキレ負けしていたような馬が、坂の下りから早め進出し持続力勝負をかけてくるパターン。前述のとおり。
<穴パターン②>
レース全体の流れが坂の下りでペースアップしても”我関せず”で、上がりの競馬に全てを賭ける瞬発力型。特に、前走のトライアルで底力勝負を試み今一歩だった馬が、過去に決め手のあるところを見せていて本番でやってくる形が最も期待値高い。以下に列記するが、横山典Jは近6年で2度穴を開けており特注。

 ・年度:馬名@騎手/位置取り/短観
 ・'08年:フローテーション@藤岡佑/12-12-13-16/スプリングSで瞬発力を証明。
 ・'06年:ソングオブウインド@武幸/16-16-16-8/500万下クラスで瞬発力を証明。
 ・'04年:ホオキパウェーブ@横山典/16-15-14-10/青葉賞2着で瞬発力を証明。
 ・'03年:リンカーン@横山典/8-8-12-11/すみれS1着で瞬発力を証明。



【展開想定】
ハナを切るのはユタカ@リーチザクラウン。この人馬が作り出す流れは緩みすぎず、それでいてそこそこ上がりも速くなる名人芸的逃げ馬有利のラップ。例年通りの坂下から速くなるのは必至で、過去傾向分析で指摘した穴パターン通り、持続力に秀でた馬と、道中は折り合い脚を溜め直線一気に賭ける追込馬を中心視して馬券を組み立ててみたい。




【前哨戦分析】
極悪不良馬場で行われたダービーを除いたOPクラス近5走の直接対決を重要ステップとして位置づけ、ここから基本線となる序列を定めておこう。

9/27神戸新聞杯(G2) 阪神12F外・良
<高速(-1.3)>35.5-37.0-37.2-34.5=2.24.2/2.26.4 過去同レース時計水準:2位/3レース
テン速く中盤も緩むことなく一貫した流れの中、上がりが速い流れ。高速馬場で上がりの速い流れを勘案すると前有利の展開。

9/20セントライト記念(G2) 中山11F・良
<高速(-1.2)>35.7-37.1-23.3-35.9=2.12.0/2.12.3 過去同レース時計水準:4位/6レース
このレースにしては前半落ち着いた分、向正面半ばから3角に当たる第3ブロックから速くなるロングスパート戦。小回りで内の馬場が良く時計が速いので、4角で前に押し上げられないと勝ち負けは厳しい展開。

5/30白百合S(OP) 中京9F・良
<高速(-0.5)>37.2-37.1-34.1=1.48.4/1.47.2 テン・中盤とも猛烈に緩んだ上がりの競馬。馬場も良く内を通った先行馬が最も有利な展開。

5/9プリンシバルS(OP) 東京10F・良
<高速(-0.4)>36.1-48.4-35.4=1.59.9/2.00.1 中盤締まり、上がりも纏めた好ラップ。4角にあたる上がり4F目から速くなったロングスパートレースで前の組にはきつく、差し・追込に有利な展開。

4/19皐月賞(G1) 中山10F・良 過去同レース時計水準:1位/5レース
<高速(-0.2)>34.8-48.3-35.6=1.58.7/2.01.0 テンが猛烈に速く中盤もそこそこの前傾ラップも、上がりも纏めた好ラップ&好時計。これだけ速くなると前崩れで追込に最も展開が向いた。


まず、勝ちタイムからレースレベルを並べるとすると以下。
 皐月賞>神戸新聞杯>セントライト記念,プリンシバルS>>白百合S


それでは、レースレベルの高かった順に、今回大幅距離延長となる15Fも勘案した各馬のレース評をしていこう。

4/19皐月賞(G1) 中山10F・良 過去同レース時計水準:1位/5レース
<高速(-0.2)>34.8-48.3-35.6=1.58.7/2.01.0 テンが猛烈に速く中盤もそこそこの前傾ラップも、上がりも纏めた好ラップ&好時計。これだけ速くなると前崩れで追込に最も展開が向いた。
①アンライバルド…4角で見せた瞬時の反応の良さは秀逸。最後も止まっておらず持続力&底力も優秀。
鞍上のゴーサインに瞬間的に対応できる面は小回りコースで大きな武器になるも、今回のロングスパート戦の長い直線コースには、ややベクトルがずれている感。後述する前哨戦の神戸新聞杯でテンから掛かっていたのも勘案すると距離延長は不安で、人気にもなるし軽視する方向で。
②トライアンフマーチ…『遅』4角16番手から差し込んだ瞬発力は優秀。展開が嵌った。
母キョウエイマーチのイメージにより専門家からは距離不安と見る向きがあるが、この皐月賞での前傾ラップを流れに乗れず追込んだという文脈なら距離延長をこなしてきても不思議は無い。
③セイウンワンダー…展開が嵌り4角15番手から差し込んだ。先着した馬とは切れ味の差を感じる内容。
この馬も前述のトライアンフマーチと同様、距離延長をこなせそうな文脈。事実、距離を心配した前走の12F戦でも結果を残しており、今回も問題なくこなす方向で抑えておきたい。
④シェーンヴァルト…4角で見せた反応の良さは優秀。展開向いて差し込んできてはいるが、ギアの重い走りをする馬で東京変わりがいかにも合いそうなタイプ。
テンションが高いので、もう少し落ち着きが欲しい。上位とは力の差を感じるも、京都外回りなら間に合わせてくることは可能とみる。気性的に半信半疑の面があるが、人気もないことだし抑えておこう。
⑧ナカヤマフェスタ…久々。東京向き。
⑨アントニオバローズ…『遅』出遅れて、その分を早めに動く競馬も前傾ラップの流れでは失速も仕方ない。厳しい競馬となった結果で、着順ほど負けてない内容。
⑬リーチザクラウン…掛かる。ハナにいけないと折り合えないよう。
⑱イグゼキュティヴ…3角で一杯に。


9/27神戸新聞杯(G2) 阪神12F外・良
<高速(-1.3)>35.5-37.0-37.2-34.5=2.24.2/2.26.4 過去同レース時計水準:2位/3レース
テン速く中盤も緩むことなく一貫した流れの中、上がりが速い流れ。高速馬場で上がりの速い流れを勘案すると前有利の展開。
①イコピコ…少し行きたがるかもしれないとの戦前の心配があったようだが、中団で折り合い、前有利の展開を4角9番手から突きぬけた瞬発力は秀逸。
血統面の字面からも距離延長は問題なさそうだし、12F戦でも我慢できた経験はかなり大きい。例年穴を開ける追込馬のイメージにピッタリなのに、前走千切ったリーチの方が人気になっているのはかなり不当な評価で妙味もある。ここは十分中心視できる。
②リーチザクラウン…行き切ったことで折り合う。中盤もペースを落としすぎない絶妙な逃げも最後は勝ち馬の決め手に屈する。展開がかなり嵌っただけに額面通りには受け取れない内容。
今回も展開の主導権を握れるし、鞍上がペース配分の魔術師なら当然圏内。人気でも抑えが必要。
③セイウンワンダー…先団で折り合う。距離に問題ないことを証明した。
④アンライバルド…テンから掛かった分、最後の伸びを欠く。次走の15F戦に不安を残す内容。
⑦シェーンヴァルト…『遅』道中はずっとハミを噛んでいたとの騎手の弁。その分、最後は伸び切れなかった。
⑩トライアンフマーチ…『遅』返し馬から力んでいたとの騎手の弁。1回使って気持ちの面で余裕が出てくればとのこと。
⑪アントニオバローズ…『遅』早めに動き出すも、最後はパッタリ止まる。
極悪馬場のダービーでこそ距離をこなしたが、これは特殊馬場だっただけにノーカウントとするなら、シンザン記念時点でマイラーと目していたとおりやはり距離に不安が残る。神戸新聞杯ですっかり騙されたので、本番のここでは当初の観測を信じて消しの方向で。


9/20セントライト記念(G2) 中山11F・良
<高速(-1.2)>35.7-37.1-23.3-35.9=2.12.0/2.12.3 過去同レース時計水準:4位/6レース
このレースにしては前半落ち着いた分、向正面半ばから3角に当たる第3ブロックから速くなるロングスパート戦。小回りで内の馬場が良く時計が速いので、4角で前に押し上げられないと勝ち負けは厳しい展開。
①ナカヤマフェスタ…中団で流れに乗り、外枠で終始外を回らされながら4角3番手まで位置を押し上げ差しきった持続力は優秀で、着差よりも強い内容。距離延長はまったく心配ないとの騎手の弁。
小回りで流れに乗れるスピード、早めに動き外を回して結果をだした持続力からは強い中距離馬であることは間違いない。ただ、これが15F戦でどうなるかと考えると器用貧乏にもなりかねない。抑えまで。
②セイクリッドバレー…先団で流れに乗り、内を回って粘りこんだ持続力を評価。距離延長が疑問視されたが、こなしてきた。
このレースでは立ち回りの巧さが光った内容も、逆に今回のレース運びを本番でやってくるようなら距離不安が心配。前々走の1000万下で見せた新潟コースでの前傾ラップ追込を見ると無碍にも消せないが、買いたいインセンティヴは薄く抑えの抑えまで。
③フォゲッタブル…中団で流れに乗り、外を回して徐々に加速していった形は、いかにも本番で長く脚を使えそうな印象で、持続力を評価できる。折り合いもつくので距離も大丈夫そうとの騎手の弁。
11F戦でもズブさを見せた点、ダンス×母父トニービンの字面からもステイヤーである予感ビンビン。同じダンス産駒のデルタブルースのイメージが強烈に重なり、ここで買わずにどこで買うと思わせるキャラ。人気もそれほどないので、当然中心視。
④アドマイヤメジャー…『遅』道中、行きたがる素振りを見せた。4角10番手から差し込んだ瞬発力は評価できる。
適正のベクトルはずれているが、瞬発力を中心とした素材は光る。抑えておこう。
⑮イグゼキュティヴ…2歳時の札幌2歳Sで見せた輝きはどこへいったのやら。極度の不振で、今となっては用がない…。皐月賞で本命評価としていた馬だけに残念ではある。


5/9プリンシバルS(OP) 東京10F・良
<高速(-0.4)>36.1-48.4-35.4=1.59.9/2.00.1 中盤締まり、上がりも纏めた好ラップ。4角にあたる上がり4F目から速くなったロングスパートレースで前の組にはきつく、差し・追込に有利な展開。
②アントニオバローズ…先団で流れに乗ったスピードは優秀だし、この流れを粘りこんだ持続力&底力は秀逸。
④イコピコ…『遅』位置取りが後方になった分、最後の着差に響いたが、4角17番手から差し込んだ瞬発力は優秀。
⑤ヤマニンウイスカー…先団で流れに乗り、4角4番手から粘りこんだ持続力&底力は評価できる。
この距離でスイスイ流れに乗れちゃうスピードは15F戦では邪魔にすらなる。今回は相手が悪く印がここまで回らない。
⑬イグゼキュティヴ…『遅』


5/30白百合S(OP) 中京9F・良
<高速(-0.5)>37.2-37.1-34.1=1.48.4/1.47.2 テン・中盤とも猛烈に緩んだ上がりの競馬。馬場も良く内を通った先行馬が最も有利な展開。
①イコピコ…最内をロスなく回り恵まれたし、決め手を活かせる馬場&展開も向いた。
②ヤマニンウイスカー…道中から行きたがる面があったし、4角も抑えきれないくらいの手ごたえ。早め先頭から押し切りを図るも勝ち馬の決め手に屈する。
④イグゼキュティヴ…先団で流れに乗るも、勝ち馬と0.5秒差は瞬発力の差。


最後に、上記で触れていない馬の評価を短評を交えて。
<抑えの抑え>
ポルカマズルカ…距離には不安のないステイヤー。人気は全くないが、鞍上が気味が悪いので抑えておこう。
<消し>
スリーロールス…前走は秀逸の決め手を見せたが、如何せん底力の面で不安が残る。
キングバンブー…芝で結果を残せずダートで覚醒した馬が、芝の15Fに転戦してくる時点で意味不明。
キタサンチーフ…中距離で流れに乗れるスピードと、前で粘りこめる底力があり、来年の夏あたりローカル小回りの中距離でお世話になろう。
ブレイクランアウト…母父フレンチで15Fをこなせるだけのスタミナの補完は難しいことを、昨年のダイシンプランで学んだ。



【印】
◎(3)フォゲッタブル
○(14)イコピコ
▲(9)リーチザクラウン
△(4)トライアンフマーチ
△(12)セイウンワンダー
△(16)ナカヤマフェスタ
△(17)アドマイヤメジャー
×(2)シェーヴァルト
×(11)セイクリッドバレー
×(15)ポルカマズルカ
▽(5)アンライバルド



【買い目】
091025京都11R







参考になりましたら、クリックお願いしますm(__)m
競馬ブログ・ランキング
競馬予想のウマニティ
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://jairo2.blog108.fc2.com/tb.php/413-9d208d15
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
【菊花賞】の予想。過去5年の1~3着馬の血統掲載!血統知識不要で超便利な系統色分け出馬表あります。
2009/10/25(日) 09:36:42 | 【血統フェスティバル】blog
多くの傾向項目が1つの記事で把握できるブログです。今週の日曜日におこなわれる、中央競馬の注目の菊花賞(3歳・G1・京都芝3000m)を把握したいと思います。 10月25日(日)京都競馬場では、【菊花賞】(3歳・G1・芝3000M)が行われます。
2009/10/25(日) 09:47:43 | 競馬SevenDays
昨日の最終決断、◎グレイトロータリーは見せ場無く惨敗。 ペースの上がった勝負どころで追走一杯だったところを見る と決め手勝負では分...
2009/10/25(日) 12:10:44 | 中山4角先頭
【菊花賞】京都11R ◎キングバンブー さして勢いある上がり馬とも言えないイコピコに差し切られた神戸新聞杯組は、一世一代の脚を使った感あるその勝ち馬を含めて全馬を軽視。これで混戦のイメージはたぶん各陣営にもあって、全馬見せ場以上を狙って各々仕掛けてくる公...
2009/10/31(土) 03:50:05 | お馬の親子