ラップタイム・馬キャラ・馬体・血統から激走馬の正体を暴きます。
なんでフランスの馬はこんなに人気してるんだろう?

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【展開想定】
ハナにこだわりたいクィーンスプマンテとテイエムプリキュア。これにマイラーのブラボーデイジーが掛かり気味に突っかけていきそうで道中緩むところはなく一貫して速い流れとなりそう。更に馬場は時計が掛かり始めており、土曜時点では内外互角の芝状態も、日曜競馬でエリ女まで5鞍芝レースが組まれていることを勘案すると外差し馬場へ移行しそうで、前述のペースも鑑みると差し馬に有利な展開。受けに回って速い流れを跳ね返す底力の有無を精査していきたい。



【前哨戦分析】
主要な前哨戦(9F以上)のレースレベルを並べると以下。順に詳細を精査していこう。
秋華賞>'08エリザベス女王杯,オークス>府中牝馬S,ローズS>>マーメイドS,クイーンS

09-10-18秋華賞(G1) 京都10F・良 過去同レース時計水準:2位/6レース
<高速(-0.6)>34.0-49.0-35.2=1.58.2/1.59.2
テン猛烈に速い分、中盤緩んだ流れ。テンの速さは強烈で後ろの組が有利な展開。
③(0.0)ブエナビスタ…4角10番手と展開向いたにしても、差し込んできた底力&瞬発力は評価できる。
②(0.2)ブロードストリート…『遅2.5』【不】出遅れた上に、直線では不利とロスが大きかったが、4角14番手と展開向いたにしても差し込んできた底力&瞬発力は優秀。不利がなければと思わせる内容でかなり力をつけている。
⑤(0.4)ミクロコスモス…『遅1』流れが速かったのが良かったか、10Fでも掛からなかった。4角17番手と展開嵌り、最内狙いで現状の力は出し切った印象。
⑥(0.6)ジェルミナル…【外】外枠で終始外を回らされて距離損大きくなった。4角10番手からそれなりに差し込んだ底力を評価。

08-11-16エリザベス女王杯(G1) 京都11F外・良 過去同レース時計水準:4位/6レース
<高速(-0.3)>35.1-61.8-35.2=2.12.1/2.13.0
テン速い流れも、馬場が緩く追込までは決まらない展開。
①(-0.2)リトルアマポーラ…好スタートから先団で流れに乗ったスピードは評価できるし、3角の坂の下りで一気に位置を押し上げ差し切った反応の良さ&持続力は優秀。
②(0.2)カワカミプリンセス…4角5番手から外を回り差し込んだ瞬発力は評価できる。
⑤(0.7)レインダンス…パンパン馬場の方が良いタイプ。よく踏ん張っており、一時のスランプは脱出したよう。
⑥(0.8)ムードインディゴ…4角11番手から外を回りそれなりに差し込んだ。

09-5-24オークス(G1) 東京12F・良 過去同レース時計水準:3位/7レース
<高速(-0.2)>36.0-37.5-37.8-34.8=2.26.1/2.26.7
前半6Fは一貫した流れで底力を問われた。第3ブロックに当たる7F~9Fがやや緩み、直線入口に当たる9F→10Fで東京コースらしい瞬発力も求められた。前半脚を使わされる流れの割に上がりも纏めた好ラップ。3歳牝馬にとってはかなりきつい流れで、後ろの組が有利な展開。
①(-0.0)ブエナビスタ…4角14番手から仕掛けが遅れるロスがなりながら差し切った瞬発力は秀逸。
③(0.5)ジェルミナル…4角10番手から差し込んできた瞬発力は評価できる。長い直線でもそれなりに持続した脚を使った点は一介の小回り向きの馬とは違う面も見せた。
④(0.8)ブロードストリート…きついローテーションの中でも、終いの脚に繋げた折り合いと瞬発力は評価できる内容。

09-10-18府中牝馬S(G3) 東京9F・良 過去同レース時計水準:2位/6レース
<高速(-1.4)>34.6-35.4-34.6=1.44.6/1.45.2
馬場差を勘案するとテン・中盤とも過去6年で最も速くなった前傾ラップも、その割に上がりも止まらなかった好ラップ。前の組にはかなりきつく追込有利の展開。
①(-0.3)ムードインディゴ…4角15番手から展開嵌って差しきった底力を評価できるし、2着に0.3秒差つけた瞬発力は優秀。
④(0.5)ピエナビーナス…4角11番手から展開嵌って差しきった底力を評価。勝ち馬とは決め手の差がでた印象。
⑤(0.8)リトルアマポーラ…4角4番手から逆流を粘りこんだ底力&持続力を評価。
⑥(0.9)カワカミプリンセス…4角2番手とかなりきつい展開も、リトルアマポーラと差のない競馬でやはり底力&持続力は優秀。
⑦(1.0)ニシノブルームーン…4角6番手と逆流の中、5,6着馬のG1馬と差のない競馬で、底力&持続力を評価できる。
⑧(1.0)サンレイジャスパー…4角11番手と展開嵌るも勝負どころでごちゃつく所があり、それほど突き抜けられなかった。
⑩(1.2)チェレブリタ…4角15番手と展開嵌るも内でゴチャつき差し込めず。
⑮(1.8)ウェディングフジコ
⑰(1.9)ブラボーデイジー…久々で行く気になりハミを噛みすぎたとの騎手の弁。

09-9-20ローズS(G2) 阪神9F外・良 過去同レース時計水準:1位/3レース
<高速(-1.2)>34.5-35.0-35.2=1.44.7/1.45.9
テン・中盤ともかなり速い前傾ラップも、上がりも踏みとどまった好ラップ&好時計。開幕高速馬場とは言え、ここまで速くなると後ろの組が有利な展開。
①(-0.0)ブロードストリート…全体に良い筋肉がついてきたようとの騎手の弁。中団で流れに乗り、4角8番手から抜け出した底力&持続力は優秀だし、瞬発力も評価できる。
④(0.5)ミクロコスモス…『遅』4角10番手と展開嵌った割に、最後は止まる。次走の1F延長は距離不安が心配。
⑪(1.1)ジェルミナル…ずっと行きたがっていたし、3角ではまともに頭を上げていた.4角10番手と展開嵌りながら最後止まったのは距離が長かったもの。適鞍はマイル以下。

09-6-21マーメイドS(G3) 阪神10F・良 過去同レース時計水準:4位/6レース
<高速(-0.4)>35.7-48.8-35.7=2.00.2/1.59.7
未明に雨が降ったが、前日の高速馬場の影響は強く、平均より速い馬場。テンこそ例年並に速くなったが、早めに動くと見ていたザレマが行き脚がつかず中団での競馬になり、また番手以降も折り合いに専念したことにより中盤はかなり緩み、平均に比べれば上がりは掛かっているものの、このレースの過去と比べると上がりがやや速い流れ。馬場&ペースは逃げ馬に完璧に味方した印象。
②(0.3)ニシノブルームーン…先団に位置取ったスピードと、スムーズな折り合いを評価。底力の裏付けはある馬なので、もう少し早く動いて前を捕まえる挙動を見せれば勝ち負けまで持ち込めた印象も、これは鞍上の特性によるものかも。52kgは性能の割にはいかにも恵まれた。
③(0.4)リトルアマポーラ…【外】戦前に指摘したとおり、大外枠で外を回らされ距離ロスが大きかったし、トップハンデ。それに先行馬有利の流れと3重苦の展開となりながらそれほど負けておらず、かなり強い内容。前走のマイルに比べると、中距離への適正は歴然。
⑦(0.7)ウェディングフジコ…好位で流れに乗れたがこの結果は、現状での力不足を感じさせる内容。オープンの流れに慣れてからだろう。
⑧(0.8)ムードインディゴ…『遅』今日の馬場とペースでは、出遅れで後手を踏んだのが痛かった。
⑯(1.9)レインダンス…さっぱり反応してくれなかったとの騎手の弁。力を考えると負けすぎ。

09-8-16クイーンS(G3) 札幌9F・良 過去同レース時計水準:5位/7レース
<高速(-0.1)>35.5-36.8-35.9=1.48.2/1.47.9
例年に比べるとテン速い分、中盤緩んだ。やや上がりの掛かり過ぎた印象で、過去と比較しても平凡な時計。馬場は内外互角で、緩んだ中盤で馬群が固まり、そこから上がりの掛かった分、差し馬に有利な展開。
①(-0.2)ピエナビーナス…洋芝得意。徹底して内にこだわりロスの無い競馬。直線でぽっかり内が空き、何もかもが嵌った。
④(0.3)ムードインディゴ…戦前の予想通り行かせたが行ききれず、終始外を回らされるきつい展開。コーナーコーナーでトモが流れており、コーナーがゆったりした広いコースの方が合いそうとの騎手の弁。その割にはそれほど負けておらず、次走以降、広いコースで巻き返しありそう。
⑨(0.5)レインダンス…コーナリングが下手。小回りは合わない。



【見解】
◎(12)ブロードストリート
前走の秋華賞は4角での不利も痛かったが、それよりも出遅れの方が響いた。ローズSのようにまともに出て流れに乗り、前傾ラップを受けてレッドディザイアを封じたレース振りができれば同じ脚質のブエナビスタにも再現可能なはず。前走後もきっちり乗り込まれている中で、調教後の馬体重が前走比+10kgと秋になり完全に本格化して状態も絶好のよう。人気ほどの力差はあるはずもなく、アタマから狙って行きたい。

○(8)カワカミプリンセス
前走の府中牝馬Sは前傾ラップを4角2番手とかなりの逆流になったにも関わらずリトルアマポーラと差のない競馬で、牝馬とは思えない底力を改めて見せた。にも関わらず、競馬新聞を表面だけ眺めると年齢的な衰えを思わせる戦跡に捉えられる可能性があり、逆に妙味がでてきた。積極的に買ってみたい。

▲(5)リトルアマポーラ
前々走のマーメイドSは3重苦の競馬でも踏ん張って見せたし、前走の府中牝馬Sは前傾ラップを前で踏ん張り底力があるところを見せた。春2戦は不得手のマイルでの敗戦で全く気にする必要はないし、むしろこの字面だけ見ていくと昨年の勝ち馬とはいえども妙味は半端なく見える。やや内目の枠に入ってしまったのは残念だが、積極的に買いたい馬。

△(16)ブエナビスタ
外回りコースに変わるのはプラスだし、今回外枠に入り外に出すのもスムーズに行きそうで、更に外差し馬場想定。人気しすぎている点を除いては残念ながら軽視する理由は見当たらない。

×(14)ニシノブルームーン
前走の府中牝馬Sでは前崩れの展開を、同じく前に行って踏みとどまったG1両馬と差のない競馬をして見せた。持ち前のスピードで前に行ったら急流に飲み込まれて終了だろうが、受けに回った場合は差し込んでこれる底力の裏づけはある。ここまで人気しない筋合いはなく、抑えておこう。

×(17)ムードインディゴ
前走の府中牝馬Sは展開嵌ったにしても差しきった瞬発力は優秀。前々走のクイーンS後に広いコースでの巻き返しを期待しておきながら買いそびれて走られてしまっただけに、タイミングを逸したと思っていたが、ここでも買えないほどは人気していない。今回はしっかり抑えておこう。

消(4)ジェルミナル
内目の枠に入ってしまい、流れに乗ると馬場の悪いところを通らされるし、思い切り下げて外を回すと間に合うだけの脚もない。ここではさすがに手がでない。

消(10)シャラナヤ
今回が海外初遠征で状態面が半信半疑の割に人気しすぎ。”分からないから買う”という票まで集めているのを勘案すると妙味は薄く、日本勢に買いたい馬が多いので、自分は”分からないから買わない”ことにしよう。

消(15)ミクロコスモス
前走の秋華賞は展開がバッチリ嵌って0.4秒差は力負け。更に距離延長となるのもマイナスで、人気どころを抑えに行く以上、ここでは手が回らない。



【買い目】
091122京都11R










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