ラップタイム・馬キャラ・馬体・血統から激走馬の正体を暴きます。
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有馬記念は割と傾向が分かりやすく、穴が取れるレースと自負しています。

【傾向①】ローテーション
古馬最高峰G1の秋天・JCに続いての3戦目で、3戦とも皆勤の馬にはお釣りがあまり残っていない。それに、前哨戦で秋にもう1戦使っているようだと、完全にempty。

【傾向②】枠
発馬位置後すぐにコーナーに入るため、外枠の距離ロスは遺憾ともしがたい。外に入った時点で残念感がある。

【傾向③】ヨーロピアンの復権
中山12.5Fは、日本にありながらスピード重視の"日本競馬"とは一線を画す舞台。急坂・小回り・長距離と所謂ヨーロピアンが泣いて喜ぶ場所。
…有馬記念なので、普段は馬券を買わない方々にも一応説明しておくと、"ヨーロピアン"とは中山のような起伏の激しいコースが溢れるヨーロッパ競馬で一世を風靡した種牡馬から生まれた馬に多い、一瞬の瞬発力(←これが日本競馬ではよく求められる性能)はないが、どこまで行ってもバテないスタミナを武器にできる馬たちの総称です。尚、父が日本出身の種牡馬・アメリカ出身の種牡馬であっても、中山が合うような馬はヨーロピアンに含みます。逆に、ヨーロッパ出身種牡馬の産駒であっても、キレッキレの馬はヨーロピアンとは呼びません。



消(1)ブエナビスタ
今秋3度目で言わせて頂きますが、残念ながらブエナのピークは過ぎています。この言葉を初めて言い放った秋天では見事に飛んだが、次走のJCで最も得意な形&究極の仕上げで激走。今回が3度目の正直となる。能力的な問題の他に、今回は適正面からも疑問符が付く。この馬のベスト条件は言わずもがな直線長いコースで、終いにキレを使う形。それが小回り中山で、更に最内枠なら前に出して行かざるを得ず、そうなると持ち前の終いのキレが鈍る。ここまでの名馬の引退レースで申し訳ない気もするが、有終の美はそう簡単には飾れません。消します。

▲(2)ヴィクトワールピサ
中3週で10本と意欲的な攻め内容。前走のJCは試走でここ目標は明らか。前年のチャンピオンホースに適正うんぬんを言っても今更感があるが、兎に角、小回り巧者。持続的に脚を使わせたらドバイWCを制すレベルにまであるということ。絶好枠に入れたし、当然圏内。

◎(3)ヒルノダムール
今春最高レベルのG2戦といえば、言わずもがな大阪杯。この時、2着したダークシャドウは秋天こそ2着だったが、G3・G2と2連勝して見せた。そして、その時の勝ち馬がヒルノダムールで、力はここに入っても見劣らない。凱旋門賞こそ残念な結果に終わったが、前哨戦のフォワ賞2着の通り欧州の競馬にもフィットできたのは、マンカフェ×ラムタラの血統背景からも納得。日本の疑似欧州競馬である中山コースが合わない訳はなく、JCをパスしてここまで待ったのも頷ける。人気もなく、妙味十分。

○(5)エイシンフラッシュ
2走前の秋天は、テン・中盤とも猛烈に速く、上がりの掛かった前傾ラップで差し・追込有利の展開を、離れた先団で流れに乗り、最後はさすがに止まったが底力は優秀。ペースを考えると強い内容だった。その秋天予想時のコメントは以下の通り。
「今年の春シーズンでトップクラスのハイレベルレースとなった春天・大阪杯ともに底力を示す強い競馬。後塵を拝したヒルノダムールとは、外枠で内に入れられず、4角で内外離れた分の位置取りの差が出たもので、決して力負けではない。宝塚記念(阪神11F)も速い流れを早めに動くきつい競馬で底力を評価できる」
スローのダービーを制したように水準以上の瞬発力をもっており、直線で馬群を切り裂くことも可能。なにより、乗り難しい馬に秋天以来のルメールJを迎えられたのが大きい。今や伝説ともなりつつある、'05有馬記念でディープに初めて黒星をつけたのはこの鞍上。そのときは乗り難しいハーツクライを突然前で折り合わせた離れ業を見せてのもの。今回も同じくらい乗り難しいエイシンフラッシュをピタリと御してくれることを期待。現に、秋天時は先団で折り合わせているのだから、今回も名手に心配はないだろう。

△(7)トゥザグローリー
前年タイム差無しの3着が示す通り、持ち前の持続力を活かせる中山コースは合う。秋天は外枠が響いた割に0.6秒差の5着と力を見せたが、前走のJCはリラックスして走らせられなかったとの鞍上の弁。折り合いに難のあるタイプで、今回どちらに転ぶか分からないが、折り合えたとしたら適正&能力ともに問題なく、浮上してくる。

消(9)オルフェーヴル
ドリームジャーニーの全弟なのに、戦績は真逆。兄は小回り巧者で特に東京コースが全くダメだったのに対し、この馬は東京開催皐月賞を制した後、ダービー馬になってのけた。その違いは脚の使い方によるもので、兄はコーナーでも加速できる俊敏さから、トップスピードに入るまでの速さで勝負したのに対し、この馬は良い脚を長く使うタイプ。現に、デビュー2戦目の中山芙蓉Sではホエールキャプチャに後塵を拝しているように、直線長いコースがベスト。この時は未だ気性的な問題があっての敗戦でノーカウント…と、後で回顧している予感もするが、今年の皐月賞が当初通り中山で行われていたら決して印を打たなかったキャラに、1番人気で印を回そうなんてとても思えず、"直線長いコース向き!!"を言い張って消して妙味を追う。

消(10)トーセンジョーダン
中山はベスト条件なのは間違いないが、これで今秋4戦目。近2走は、超好時計秋天勝ちの後、JCでも2着激走。中間の攻めが手ぬるいところを見ると、もうお釣りがない。そんな馬が3番人気なら、枠も外目だし消して妙味を追いたい。

△(12)アーネストリー
今春のグランプリ宝塚記念を勝ったように、小回りの一貫した流れでは滅法強い。秋天は東京10Fで大外枠を引かされた時点で終了し、JCをスキップしてベストの舞台まで待機した臨戦態勢に好感持てる。正直、もう少し内の枠が欲しかったが、枠以外は十分評価できるレベルなので、買っておきたい。

消(13)レッドデイヴィス
当初は◎を考えていたほどの逸材も、鞍上&枠を見た瞬間、買う気が失せた。今年の成績が示す通り、ユタカJはキャリアの下降線に入って久しい。その最大の要因は、腕力の衰えにより、依然にも増して前で折り合うことが出来なくなったこと。この馬のセールスポイントは前に位置取って終いも纏められるダイワスカーレットのようなレースができることなのに、この鞍上&枠では後ろに構えるしかない。中山でしかもこの相手をひっくり返すほどの瞬発力を求めるのは酷。


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